運送店インタビュー

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代表 佐藤 伸繁40代神奈川県

独立開業する前は飲食店やバイク便等、職を転々としていたのですが、スーパーカーゴの募集チラシ見て「なんとなく面白そう」だと思って問い合わせしたのがきっかけです。

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最初話しを聞いた時は「そんなにうまくいくもんかなぁ…」と正直ちょっと疑ってかかったのですが、面談場所がいわゆる“配車センター”という実際にお客様や請負先とのやり取りをしている現場だったので、その忙しそうな様子と、当時でも既に35年近い歴史があったのと、元請の取引先の多さ(数万社!)が決め手でした。「これならいけるかも」と。

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例えば飲食店ならば、店を借りて、設備投資して、店員さん雇って等々、開業に1千万単位で資金が必要なんでしょうけど、この商売は1人でも車1台あれば開業できるので当座の資金が少なく済む。また、店は来客を待たねばならないところを、こっちから必要とされる場所へ移動していって商売ができる。そして、何といっても“仲間”がいる!といったところが魅力ですね。

私は現在、相模原市の中でもかなり奥まった、自然豊かな、まぁ山の中の田舎に住んでいるのですが、近所にも多少は企業もある訳です。もしたった1人でやっていれば、その地元の企業に頼ってお客さんになってもらうしかない。仮に5~6社の近在の企業と取引できるとなったとしても、1人なので2社同時に依頼が入れば1社はお断りをしなくてはならない。注文を断る業者は普通二度と頼まないですよね。

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でもスーパーカーゴならば私が都会で仕事をしている時でも、私の地元のたまたま近くに来ていた人がその注文に応じてくれるのです。名古屋が地元の人が大阪に行っている時、私が名古屋に行っていれば私が名古屋にあるお客様に対応すればよい。私が寝ている時も誰かしら起きてる人が対応してくれている。お互い助け合い、補い合っていける“仲間”が全国にいる。本当にありがたい事です。

実は先日、趣味の釣りをしていてうっかり岩場で足を滑らせ、かかとを骨折。リハビリ含め丸3ヵ月“休業”を余儀なくされました。普通は長期間お店を閉めたりすれば、どんな商売でもやりずらくなるものではないですか。へたすればつぶれてしまいかねない。ところが、私の場合は再開後も何事もなかったかの様に、以前の通りに商売ができている。“仲間”がみんなでカバーしてくれていた、という事なんでしょうね。

この商売を成功させるコツは、“プロになる”という事じゃないかなと思っています。印刷物を運ぶ時は印刷物扱いのプロに、食品を運ぶ時は食品のプロに、仙台に行った時は仙台の地理のプロに、都心では都心のプロに、といった具合に。柔軟に、臨機応変に、何にでも対応できるプロになる事。プロとして出来る仕事の幅が広ければ広い程、多くの受注が可能になります。

最近はミーティングやスクールといった活動にも積極的に取り組んでいます。私が新人の頃、ミーティングやスクールで先輩達が一生懸命アドバイスしてくれました。その恩返しは、私が次の人達に色々教えてあげる事だ、とも教わりました。そうすれば全体の品質が向上し、またいい“仲間”が増えていきます。また懲りずに釣りにいけるのも全くもって仲間のおかげと感謝しています。これからも仕事に遊びに頑張ります!そして、唐突ですがオーロラを見に行きます!

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